イベントレポート

ダンスコレクション IN 国技館

2013年11月18日

開催日 2013年10月26日
会場 両国国技館
主催 日本ダンススポーツ連盟

ダンスコレクションの役員を果たして

神奈川県ダンススポーツ連盟  磯田一夫

 私は、10月26日に行われた「ダンスコレクション IN 国技館」の前日のダンスパネル設置を担当させていただきました。
 台風の首都圏接近のため、雨のなかの作業を予測せざるを得ませんでした。もし、パネルが雨に濡れてしまったら、1枚、1枚パネルを拭かなければいけなくなります。そして、平日の作業のため、午後からの作業になり、初めての会場で、延べ500枚近くの枚数を、通常は30名ほどの人数で行うところを約20名で行い、ステージのパネルはリハーサルのスケジュールで4時に仕上げることになっていました。
 これらの厳しい条件の中、明日本番のダンスで初めてのこのイベントを成功させなければならない思いが強くなっていました。
 当日、会場に着いた時、雨は上がっていましたが、仲間を待っている間についに雨が。
「だれが雨男だ」
 でも、私の思い、みんなの思いが天に、パネルの搬入時に、雨はなし。
さあ、会場にパネルを設置する時になりました。神奈川の9名と東京の10名が力を合わせます。まずはステージの80枚を設置します。打合せでステージの大きさは聞いていたが、メジャーで測るとパネルとの寸法が多少違う、どちらに動かすか。
迷っている時間はないので、余白の寸法を決めて、センターを決めて、中央の1列を仮止めして、みんなでトラックから降ろして運んできたパネルを並べて行きます。パネルとパネルの間隔を少し取って、テープでパネルを固定していきます。みんなの協力のお陰で1時間かからず、ステージの上が終了しました。
ステージの上を作業している間、私は下のフロアーの準備です。周りのシートに多少掛かるようにパネルを設置しなければなりません。メジャーで測って、ステージと同様にセンターを決めて、中央の1列を仮止めして、パネルの設置位置を決めます。これで下のフロアーの準備は終了。後はみんなでパネルを固定して行きます。
するとそこに、東京の今泉さんと居樹さんが、いつもお世話になっているお二人ですが、今日は、居樹さんにおねだり。「のどが渇いたので、何か冷たいものが欲しいのですが」、
居樹さん、少し考えて「今日は、特別ですよ」と
 休憩後、みんなで作業の続きです。テープ張りの秘密兵器も登場して、作業は順調に進み、予定の時間を短縮して、4時30分過ぎには、500枚のパネルを張り終わっていました。
 翌日、私は枡席から見物です。我々が設置したパネルの上でみんなが踊っています、笑顔で躍動しています。特に最後の「ダンスコレクション」のステージは、すばらしかったです。各ジャンルのトップクラスの踊りが、次から次に、息つく暇が無いという言葉がぴったりのステージでした。
我々が設置したパネルの上で、こんなすばらしい踊りが行われたことに少し誇りを持って、そして、このすばらしいイベントを企画し成功させた方々に「感謝・感謝」です。


写真