イベントレポート

WDSF シニアⅣ 世界選手権 参加報告(岡本頼明・岡本昭子 組)

2014年5月10日

開催日 2014年4月25日
会場 スペイン マヨルカ島
主催 WDSF
大会結果 http://www.ballrun.net/20140425_MDC/Results_Int/index.htm
備考

岡本組の動画  WDSFオフィシャルによる掲載です。
大会公式ホームページ

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4月25日~27日 スペインのマヨルカ(マジョルカ)島で開催された、WDSF シニアⅣ世界選手権にて、岡本頼明・岡本昭子組(横浜市ダンススポーツ連盟)が好成績を収めました。その参加手記をご紹介します。

【マヨルカダンススポーツチャレンジ参加手記】
スペインのマヨルカ島で行われたWDSFシニアⅣ世界選手権に出場してきました。
現地に到着後、試合会場の下見を行い、夜には「JAPAN」の文字が入ったお揃いのユニホームを着用して、日本選手団の明日からの健闘を祈り団結式を行いました。
 試合は3日間行われました。
  4月25日 WDSF WORLD CHAMPIONSHIP SENIOR ⅣSTANDARD
  4月26日 WDSF OPEN SENIOR ⅣSTANDARD
  4月27日 INTERNATIONAL OPEN SENIOR ⅣSTANDARD
全てのコンペが1Rから5種目でしかも1曲が1分45秒と長く、日本では全く経験したことはないとてもハードなものでした。その上、1種目毎にシャッフルで進められる為、出遅れることがないよう出場ヒートにもかなり気を使い初日は大変疲れました。
26日は前日の反省を踏まえて、どうすれば最後まで踊り続けられるかを考え、ともかく余分な力を入れずに、自然体で踊ることを心掛けました。2日間続けて踊ったため疲労もピークに達していましたので、最終日にはさらに力まずに踊れるよう常に自然体で体の余分な力を抜き踊ることに専念したところ、何とか最後まで70曲程を踊り切ることができました。
今回のコンペに出場して感じたことは、体幹をしっかりと意識して、その他はリラックスして踊らなければ最後まで持たないということでした。
マヨルカ島は、地中海のハワイと言われる観光地のためか、ヨーロッパでは人気が高く、全体ではドイツ選手が100組以上、次に多かったのはイタリア選手の参加でした。
国旗を先頭にセレモニーの入場行進が行われ、日の丸を掲げての行進は大変感慨深いものでした。
ヨーロッパでは、シニアⅠ~Ⅳの競技会が毎週のように開催され、5種目戦に慣れているのか皆さんとてもタフで、私達のように1曲毎にはぁはぁと息を上げている選手は見受けられませんでした。
試合の合間には、各国の様々な選手とつたない英語とジェスチャーでコミュニケーションを取ったり、地元の選手からジャージを交換してほしいと声をかけられるなど、大変楽しく有意義な時間を過ごすことができました。(もちろんジャージの交換は丁寧にお断りしました)
結果として25日は8位、26日27日は幸運にも優勝することができましたが、選手同士の団結、協力など周りの皆様に支えて頂いたお蔭と心より深く感謝しています。また、機会があれば是非参加したいと思っています。

岡本頼明

写真